2005年06月29日
農業担い手へ規制を緩めて
農業担い手へ規制を緩めて
片岡 永
40歳になったら農業をしようと思っていた。準備に3年間を費やし、42歳で17年間勤めた会社を辞めた。それから更に1年、今月ようやく新規就農者の認定を受け、町の認める農業者となることができた。
農地法では、農地の売買、賃貸については農業者でなければならないとされ、一方で新規に農業を始めようとする者は農地を確保していなければ新規就農者として認められない。
日本の食糧自給率の驚くべき低さを知り、農産物の生産者となって自給率改善の一助となりたいと渇望しても、農地を持たない者は容易に生産者になれないのだ。
確かに、農地を守るという法律の趣旨は理解できるが、担い手不足に悩む地域農業の将来を考えると、時代にそぐわない。
私は強い信念を持ち、長い時間を掛け、ようやく第一歩を踏み出すことができた。この上は農業者として自活し、地域に安全な食糧を供給していくことが目標である。

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