2006年10月22日
「農業ほど素敵な商売はない」
「農業ほど素敵な商売はない」
永香自然農園 小串広見
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今日はとても良い出会いを果たすことができた意義深い日だった。
永さんが農業関係のサイトを通じて知り合いになった高瀬さんが、初めて農園に手伝いに来てくれたのだ。
農業や田舎暮らしに興味を持つ人は実は結構多い。これは私の夫が新規就農者であり、自らも新規就農希望者を研修生として受け入れてきた経験から得た実感である。
私の周りでも、将来の夢として「自給自足の生活」 を挙げるサラリーマンが少なからずいる。あと一歩を踏み出す勇気があれば、その夢を叶える ことができるのかもしれないが、現実は厳しい。 高瀬さんのように実際に農業の現場に飛び込む勇気のある人はごくわずかである。
非常に明朗、しかも聡明な彼女のことだから、 農業以外の仕事に於いても高い能力を発揮するであろうことは想像に難くない。それでも、彼女のように有能な若者にこそ農業に携わって欲しいと切に願う。
食料自給率改善に待ったなしの現在。スーパーに並ぶ外国の名前が産地として記載された野菜や肉に、今消費者が危機感を持たねば近い将来大変なことになるだろう。
石油や車、パソコンがなくたって生きていけるけれど、おまんまが食えなくては私達はいっときも生きられないのだ。職業に貴賎なしとはいうものの、人間の命をつなぐという意味で農業は最も基本的な仕事という気がしている。
しかも、農業は楽しい。「農業(慣行農法は除く)ほど楽しい職業はない」 とは永さんの口癖。食えさえすりゃぁ、という但し書きはつくものの、 それは週1回畑に出るようになった私の実感でもある。
自然に囲まれた中で好きな野菜を作り、人間関係のストレスとも無縁。こんな理想的な職場はそうそうないんじゃなかろうか。
高瀬さんが農園での研修を通じて、農業の楽しさと 無限に広がる可能性を感じてくれればこれほど嬉しいことはない。
写真上:ニンニク畑を耕す高瀬さん。写真下:かぼす畑で枯れ枝を燃やす永さん。穏やかな秋の一日。 ![]()

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