2006年10月23日
偶然が必然に変わるとき
偶然が必然に変わるとき
永香自然農園 小串広見
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今週の土曜日から日曜にかけて、大阪に住む永さんの遠縁にあたる中村武夫さんが福岡でのレジャーゴルフのついでに我が家に立ち寄ってくれた。
永さんの母上と武夫さんがいとこ同士ということで、 永さんが子供の頃は家族ぐるみの濃い付き合いがありとても可愛がってもらったと言う。
その後早くに家を出た永さんと、大阪に越した武夫さん一家との付き合いは、折々に消息を知らせる便りと冠婚葬祭で顔を合わす程度になっていたらしいが、なんのきっかけかこうして再び行き来できるようになるのは嬉しいことである。
途切れていた交流が復活する時や思わぬ再会があった時には、 いくつかの偶然が重なりあった結果の必然となって起こる場合が多い。 それが”縁”というものではないかと、私は思う。
今回の永さんと武夫さんの再会も、 永さんが脱サラして農業を始めたことや、武夫さんが引退して時間に余裕ができたこと、そして武夫さんが農業に少なからぬ関心を持っていたこと、私達が住む近くに用事ができたことなどが必然を引き起こす要素になった。
何より昔の温かい交流をお互い忘れないでいたことと、 永さんが毎年欠かさず賀状代わりの農園通信を武夫さんに送っていたことが、今回の再会につながったのだろう。
こうしてみると,縁を引き寄せるのも遠ざけるのもその人次第なんだなぁ、という気がする。友人だけでなく親戚や親兄弟にも不義理し続けてきた私は、今になってそのことを痛いほど感じている。
ゆっくり話をするのは十数年ぶり、という二人。 かつては兄とも慕っていた人である。 空白の時間を埋めるのにそれほど時間はかからなかった。 最初は敬語で話していた永さんも、 酔いが回る頃にはすっかりリラックスした関西弁になり、懐かしい昔話に花を咲かせていた。
最後に、今回の武夫さんの訪問に強い縁を感じたエピソードを一つ。
武夫さんの訪問中、大変珍しい人から私の携帯宛に電話があった。 マイフォントの開発元であるテクノアドバンスの社長で永さんの実兄、 片岡正さんからである。 正さんから私の携帯に電話がかかってきたのは初めてで、 あまりのタイミングの良さに三人とも嬉しい驚きの声を上げた。
懐かしい人の声に笑顔満開の武夫さんを見ながら、 こういうこともあるんだね、と永さんと二人顔を見合わせた次第。
写真上:永さんと中村武夫さん。写真下:武夫さん持参の美味しい関西土産。小倉山荘のせんべい、神宗の佃煮に、かろうじて1個残った蓬莱の豚まん。どれも大変美味しかった。ごちそうさまでした。 ![]()

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